最近「SQLite」と云う文字を良く目にするようになったので、この辺で一通り使ってみようかなと云うことで少し使ってみた。
まず、ローカル(開発環境に)手を加えSQLiteを組み込んでみる・・・
何でもPHP5以降のVer.では標準でライブラリが入っていると事なので、特別に何かインストールする訳ではなく、php.iniの追加のみでOKとの事。
早速、php.iniを開いて下記の2行を追加
extension=php_pdo.dll
extension=php_sqlite.dll
(尚、dllはWin環境の場合でLinuxの場合はdllではなくsoになる・・・当たり前のことです)
結局、pdo(PHP Data Object)も組み込む訳ですがその理由について「PHP 5.1.0 以降、 PDO に依存するようになったからです。」となっているだけで詳しい説明はないモノのきっとPDOのライブラリの一部を使っているのだろうと勝手に解釈し素直に推奨通りの設定にしてみる。
では折角PDOを組み込むのだからPDOを使ってSQLiteをアクセスして見ようと考えまず、PDOを使ってコーディングしてみる・・・
流石にデータベース用のインターフェースだけあって、データベースを変えた時の移植性は良さそうである。
例えばMySqlからSqLiteへ移植の大半は問題は無く行くのだが、一番重要な所が移植できない
それは、DBへの書き込みの時にそのデータベースシステムに応じたクオートをする必用があるが、そこが共通化出来ない。
Mysqlの場合・・・mysql_escape_string()
SqLiteの場合・・・sqlite_escape_string()
テストの結果、Mysql→SqLiteの場合mysql_escape_string()のままにしておいても、特に問題無くクオートされているようではあるが、特殊な漢字の書き込みなどの不安が残る為に何かすっきりしない使い勝手になってしまう・・・
やはりここまで来るとZEND(Zend Framework)しかないかなと云う気持ちになる。
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